2013年06月23日

火事でしたが…

先日未明、午前3時過ぎに叩き起こされて

部屋のカーテンを開けると目の前に火の手が飛び込んできた!


昨年から消防団の支援団員に任命されましたが

今年に入ってから4回目の出動が地元火災になるとは…。




腰の調子はイマイチだけど、こんな時は正に「火事場のクソ力」

痛みも忘れて走り回ったり、土嚢を運んだり…


消防署、消防団はもちろん地元の消防団OBさんや

一般の方々の協力もあり、消火活動開始から2時間以上経った

午前6時前には地元消防団以外は撤収、解散されました。



午前7時頃、地元の方々が用意してくださった、

おにぎりを交代で頂きましたが、これが実に美味しい!


地元の皆さんの協力に感謝♪
(嫁さんも加勢したらしい^^;)



残念ながら火災があったお宅は全焼してしまいましたが

ご家族の皆さんは避難されていて全員無事★

消火活動に当たった消防団他、住民の皆さんからも

ケガの報告はなく一安心といったところでした。






そして、翌日たまたま区長さん宅での隣歩班の例会・・・


その席で消火活動に対する不満というか、

疑問の声があがりました。


・何故もっと早く水が出ないのか?

・何故、消火栓を使わないのか?

・水利がわからないのか?交通整理は?

等々…。




そう、実は我々消防団員も不思議に思ったことがある。



消火栓を使わないように、という指示が消防団幹部から出されたらしく

火元に近い2ヶ所の消火栓からは放水されなかったのだ。



消火栓は水道管から直接水を出す構造になっていて

一度使うとそこから下手の家ではしばらく水道が濁るらしく

市役所に苦情の電話がかかるのだとか…。



はぁ!?(-o-;)



非常事態に何言ってんの?

目の前で家が燃えていて火を消すのに

一番近い消火栓を使わずに離れたところの川の水を

何本もホースを繋いで中継しろってことか?


それじゃ、水が出るのに時間がかかってしまい、

早く消えるハズの火災が、延焼したりする可能性もある!


第一、消火栓は何のためにあるのか!?


そんなに使わせたくないなら、消火栓なんか撤去すればいい!



ま、我々消防団員も非常事態だからと、

何と言われても消火栓を使うことを強行してもよかったのかも知れないが

どうしても縦社会の消防団では幹部に指示されると

従ってしまうという悲しい現実もある…。


非常事態においては縦社会の組織的自衛体制は悪いことではないが

目の前の非常事態を解決する時には、

多少の柔軟性を持ち合わせる必要があることを思い知らされた。



火災は起こらないことが一番だが、起きたときにどう対処するか、

そのための準備や訓練をするのが消防団の役目だろう…。


地域の住民や消防署、市役所等との連携も大事になる。




地元での火災はあってほしくないが、

結果的に今後の防火、防災の意識を高める良い機会になったかも。




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Posted by おーた  at 20:28 │Comments(0)地域

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